2020/07/09
こんにちは
美容室内装見積比較本舗です。
理美容室、アイラッシュ、ネイル、エステサロン
美容業界の店舗出店をお考えの皆様へ
最適な店舗内装会社を１社～最大３社ご紹介。
最強コスパでデザイン性の高い内装会社をマッチングいたします。
では、店舗をつくる上でスケルトン物件と居抜き物件の違いを簡単に説明します。
スケルトンでの店舗づくり
スケルトン物件とは・・・
スケルトンとは、店舗内の床・壁・天井・内装などが何もない「建物の躯体だけの状態」
コンクリートの打ちっぱなし、配管がむき出しになっている状態の物件です。
契約後は基本的に、入居側で内装や機器の設置を行います。
スケルトン物件の場合「メリット」
・好きなようにレイアウト、カスタマイズできるので理想な空間がつくれます。
・必要な機器、設備を配置できます。
スケルトン物件の場合「デメリット」
・内装と設備を一から行うのでコストがかかります。
・閉店時「原状回復・スケルトン状態」にする必要があるので費用がかかります。
居抜き物件での店舗づくりとは
居抜き物件とは・・・
居抜き物件とは過去に入っていたお店の内装、空調、什器などの設備がそのまま残っている物件です。
以前のオーナー様の閉店時のメリットは、スケルトン状態に戻さなくて良い分、撤退費用が低減できます。
居抜き物件での出店時の注意点
将来移転する時に「原状回復義務：スケルトン状態」等が発生するのか契約時
物件オーナーとの契約確認が重要となります。
では、美容室居抜き物件の最大メリットは、大幅に予算を抑え短期間でオープンすることができます。
通常スケルトンから内装工事を受注した場合、坪単価３０万～４０万前後かかります。
また、店舗坪数により店舗工事費用の坪単価が変わります。
一つの例として５０坪以上の店舗と１０坪の店舗と比べてみた場合。
トイレ工事費用は坪数関係なく費用は同等、１０坪の店舗は坪単価当たり費用が高くなります。
では、居抜き物件のメリット、デメリットを紹介していきます。
美容室の居抜き物件の場合の「メリット」
・リスクを減らし、低コストで出店できます。
・店舗内装を一から作らなくても出来上がった状態なので工期が早く終わります。
・既存の内装をそのまま活用するので一部改装費用で済みます。
・初期費用を抑え出店時コストの回収が早くすみます。
居抜き物件のメリットは店舗内装・設備がそのまま使用できるので開業費用を安く抑えられます。
美容室の居抜き物件の場合の「デメリット」
・好きな内装レイアウトではなく妥協点があります（以前の内装を活かす）
・設備不良がある場合があります（機材機器の作動、リース契約内容を確認）
・近隣に以前のテナントイメージがあります。
また、以前のままの店舗をそのまま利用しますので、店舗コンセプトをアピールしづらくなります。
そのため開業費用は抑えられても売上が伸びない要因の一つです。
店舗コンセプト、自店の強み、らしさをどのように表現するのかを考える必要があります。
店舗デザインは近隣への最大の集客効果（看板）です。
居抜き物件風景例
では、スケルトン状態から内装をつくる場合の工事内容・・・
工事内容とは
仮設工事、内装工事、家具工事、建具工事、設備工事などがあります。
もう少し解りやすくすると
大工工事
クロス工事
床工事
ガラス工事
別注家具工事
空調工事（エアコン）
看板工事
設備工事（電気・水道・ガス）
などがあります。
しかし、居抜き物件は以前の内装、設備を使用しますので内装工事費用を大幅に抑えることができます。
美容室の居抜き物件の場合、スケルトン物件の場合
双方のメリット・デメリットを踏まえた上での出店計画が重要となります。
しかし、居抜き物件の条件が良くても注意点とは
立地確認、雇用面、集客面でのリサーチが重要となります。
最後に、以前の美容室が移転した理由（拡張移転・閉店）もリサーチできたら安心ですね。
参考にしていただけると幸いです。
不動産との繋がりもあります。
お問い合わせお待ちしております。
最後までご覧いただきまして有難うございました。